ご利用いただいたサービス:家族信託
【家族信託】ご相談の内容・いきさつ
親所有の不動産に関する管理の将来的不安
毎年行なうはずの確定申告が最近行われておらず、税理士事務所の管理契約も断わっていました。
結果過年度分も追加申告する事となり、初めて実家の両親の老いが現実として感じる様になりました。
そんな時、認知症になった後の諸手続きが難しい事をNHKの朝番組で取り上げており、又某新聞の土曜特番シリーズで『家族信託』を知りました。
この時点では、どちらに相談を持ちかけて良いのか?わからず、市の公報で相続相談の窓口に問い合わせたところ、司法書士経由で専門家達へとつながり、展開していきました。
現実的には『家族信託』の認知度は極めて低く、専門の方も少ないですし、銀行や住宅業者も実務対応段階に至っていないという状態でした。
両親を説得
生前に権限を移行するという内容は、高齢の両親になかなか理解してもらえず、何度も話し合いの時間を持ち、その毎に専門家達にも立ち会って頂き、半年くらいかかりましたが、手続きの運びとなりました。
【家族信託】ご相談後のご感想
両親の認知度は、少しずつ高くなり、現在は、父が要介護4、母も要介護2というレベルに達してしまい、あの時が限界だったと思います。
兄弟姉妹で役割分担し、専門家等のフォローを得ながら長女の私が管理責任者として今後の動きに対応していく事として、やっと安心を得ました。